犬の前庭疾患・前庭炎
【症状】
平衡感覚をつかさどる前庭神経に異常がおきて、体のバランスがうまくとれなくなるため、頭をかしげ、まっすぐ歩くことができなくなります。
症状は急にあらわれることが多く、重症になると横に倒れたりします。
【原因】
前庭神経の異常が生じる原因として、耳の炎症や耳にできた腫瘍などがあげられますが、なかには原因不明なものもあります。
一般に5、6歳以上の犬によくみられます。
【治療】
病気があらわれたら、早いうちに副腎皮質ホルモン薬やビタミン薬を与えると効き目があります。
適切な治療をおこなえば、1週間くらいで症状はおさまります。
場合によっては、治癒後も頭がやや傾きかげんになったままということもありますが、運動機能自体は正常に戻ることが多い疾患です。