犬の癲癇(てんかん)
【症状】
よだれを流したり、落ち着きがなくなってウロつくなどの前兆の後、急に四肢を硬直させ、口から泡を吹いて倒れ、けいれんをおこしたりします。
一時、意識がなくなりますが、3〜5分位でもとに戻ります。
発作中やその後に便や尿をもらすこともあります。
【原因】
原因がわからない突発性の場合と交通事故の後遺症や脳腫瘍などによっておきる二次性の場合があります。
ふつうの癲癇発作は大脳の前脳とよばれる部分の神経細胞(ニューロン)に変化が生じたときに発作がおこります。
この神経細胞の変化は、脳腫瘍や損傷など脳そのものの異常による場合と、低血糖症や肝臓疾患など脳意外の病気が引き金になっている場合があります。
また、先天的のものもあります。
【治療】
癲癇の原因になっている病気がわかったら、その治療を優先的におこないます。
突発性癲癇ではふつう、薬物療法をおこないます。
薬は、犬の体質によって効果が異なります。
長期間続けて使うことによって効き目があらわれるものもあります。
癲癇発作には、ストレスなどの精神的な問題や、天候などの周囲の環境が影響していることがあります。
これらの原因を見きわめ、薬物療法と合わせて対応することも大切です。